見えない暗闇
見えない暗闇 / 感想・レビュー
しいくん
「ふぞろいの林檎たち」で一世を風靡した当世一のシナリオライター,山田太一さんの手による長編小説。サルバドール・ダリの絵画を連想する,幻想と現実の間をたゆたうような不安定感が通奏低音のように全編を貫いています。といって延々と他人の見た夢を聞かされるような退屈さとは無縁,冒頭から結末まで,読み手を飽きさせない展開はさすがです。氏の小説では,日常の細部が実に緻密に描かれているので,より一層シュールさが際立つのでしょう。図らずも妻の跡を尾け,その不貞の現場に遭遇してしまう件りの主人公の心理描写は圧巻の一言でした。
2013/06/22
ビーバー
変わった内容にびっくり。
2015/08/20
雲國斎
残念ながら覚えてないわ…。
2003/05/06
みけ
内容まったく覚えていない。ファンタジーらしいのだけれど・・。
Psychopath
☆☆☆
2010/11/04
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