サッカーと11の寓話
サッカーと11の寓話 / 感想・レビュー
Э0!P!
詩を読んでいるような感じ
2017/01/08
あかふく
小説家として知る星野智幸さんが訳者として名を並べているので読んでみました。しかし、訳者あとがきで野谷文昭さんがそのことに触れないので、はて、と思いましたが、よくよくたしかめるとこの翻訳は1997年に出たものなので、星野智幸さんの肩書は「翻訳家」なんですね。内容はサッカーのモチーフが出てきていながら、どうも違う所へ飛んでいるような寓話。11がサッカーにちなんでいることを考えると、サッカーという「フィールド」を強く意識する(シュヴァンクマイエルのような意識?)ところから逸脱していくような想像力も考えられるか。
2012/09/18
taskun
作者はノーベル文学賞受賞者なのだが、日本人の多くが大江健三郎の話を理解できないように、たぶんスペインの人もこのカミロ・ホセ・セラの話は意味分かんないんじゃないだろうか。
2005/07/08
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