長谷川町子全集 (26) エプロンおばさん 1
長谷川町子全集 (26) エプロンおばさん 1 / 感想・レビュー
ワタナベ読書愛
雑誌「サンデー」に昭和32年(1957)~昭和40年(1965)年まで掲載。姉妹社発行の1-3巻までを収録。作者自らが作品紹介する序文から始まり、下宿を営む中年夫婦とその家族、同居人などが次々登場し、適当なタイミングで紹介され、大人向けのシュールな笑いと容赦ない皮肉、ギャグが満載。時代の風を取り入れた作風は、その時のこの人でないと描けない。シンプルな絵で、躍動感や感情の機微を見事に伝える上手さに舌を巻く。背景や小道具などが効果的で、センスの良い良質なユーモア作品だ。生活の中にもっと笑いを!
2020/12/26
がんぞ
1〜3巻合冊、被占領時代から60年安保闘争期まで週刊朝日連載。当時の平均寿命は六十歳未満で、会社員定年は50歳(公務員は無制限)、引退後は髭を伸ばし盆栽いじりなど趣味を楽しみ、都市生活者は子が独立して不要になった部屋を貸間として生活費の一助にするのが普通だった(年金はなかった。占領軍は軍人恩給を停止し公職追放し{占領軍算支出は国家予算の2割、「財産税」とて資産家から没収してデフレ政策}格闘技等を私塾で教えるのもダメ、「死刑にしないだけで有り難いと思え」)。間借大学生、の友人が浪人で勉強しつつアルバイト…
2018/01/28
踊れない人
図書館本。 4コマまんがは少ない。11コマとか12コマが多かったかな? 読みやすくサクサクと読み進みました♪
2016/04/10
KAKO
長谷川町子全集を購入したので,ゆっくり楽しんでいる。エプロンおばさんの本名が「敷金なし」だったというのが,再発見。それにしても長谷川町子さんは,絵がうまい!
2014/08/09
Shimizu Hitoshi
図書館で借りた本。時代を感じさせるマンガでした。
2014/07/05
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