東京見おさめレクイエム
東京見おさめレクイエム / 感想・レビュー
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午前中に、、”本書は、「朝日新聞」東京版に「東京ROMAN主義」として1995年9月24日から96年9月29日までの毎週日曜日に連載された挿絵入りエッセイに補筆あるいは加筆し、序文と最後の二編を書き下ろして上梓されたものである”, ”このぼくの連載の前が水上勉さんの「私版東京図絵」だった”横尾忠則の父はよく宇野浩二の話をしていたらしい。それで横尾は水上勉の「宇野浩二伝」を読んだらしい。
2021/04/04
コキア
※図書館本。 横尾忠則と東京を改めて訪れる。 霊的な、背徳的なイメージの人だったけれど、 陽気で明るく行動的な一面もあった。 関わる方々との逸話が魅力的すぎて、再読したい本や、 行ってみたい場所、等々。 付箋が増える本。 訪れる毎、何かを感じ取り、まるで誰かに呼ばれている様な、横尾忠則のシンクロシニティ。 人の欲望がつくった東京、 カルマに支配された東京、 全てには表と裏がある。 1997年(24年前)に東京への危機感を既に感じとっていた。
2021/03/17
浅野公喜 コウキシャウト
様々な人々とかつての東京の様々な場所が浮かび上がるエッセイ。時にリアル時にポップな挿絵も楽しみつつ、この本の中の「現代の東京」も既に30年近く前という事をふまえれば二重のノスタルジーを感じ取ることもでき、東京を離れるものの映画「ジュラシック・パーク」のカウアイ島や横尾3が好きだという東京ディズニーランドという意外な場所も登場するのが楽しかったりします。
2024/02/07
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