オレンジ・アンド・タール
オレンジ・アンド・タール / 感想・レビュー
おくちゃん🍎柳緑花紅
某テレビ番組で藤沢周さんを知り、司会者が薦めていた本作を読んでみた。何度か挫折しそうになりながらやっと読了。アザミの花のところからは一気読み。古い歌だけれど森田公一の青春時代がBGMだった。青春時代が夢なんて後からしみじみ思うもの~♪青春時代の真ん中は胸にトゲさすことばかり~♪両手を広げ片足をあげ「命」と声をあげながら宙の中に飛んだ級友。ウソだろう‼それがきっかけで。。超強烈な現実を目の当たりにしてそんな超現実に慣れていない彼等の姿が湘南の青い風景と対比するように描かれる。苦い‼でもこれはきっとリアル。
2016/06/12
MINA
「なんか意味ねえじゃあああんッて、な。アホか。そんなもん、最初からねえんだよ。最初からねえんだから、もうそれでいいんだよ。充分なんだよ。/あんた、自分にまで背中向けたら、自分で自分、殺すようなもんだよぅ。」BS若林くんの番組から。実のところ、全然期待してなかった。なのに読み終えたら無性に泣きたくなってた。何もかも意味ないしつまらないなっていう感じで、丁度最近彼等と似たような思考だったような感じだったからな。演技過剰な田村がとても気持ち悪かった。当たり前のことしか言えない“大人”の言葉はいつだって響かない。
2016/06/20
村越操
読書芸人で紹介されていたので読んでみました。感性の違いでしょうか、全く理解できなかった。なぜオードリーの若林はこの本が好きなのでしょうか。世の中には、自分の理解できない世界を大好きな人がいる、という単純な事実を改めて知ることができました。
2013/12/14
さら
わからない¨。私の感覚には遠いところにあって、私にはなじめない世界なのだと思う。
2012/04/13
ののあ
文章も主人公も登場人物もキモい。その薄ら寒さ自体がこうゆう自己の拡大、そのものなのかしら? 俺、かっけーだろ?みたいな文章が煩わしく、話が入って来にくくて二回読みました。話の内容は好き。 でも文章が特攻の拓思い出すかゆさ…
2021/07/12
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