物語の体操: みるみる小説が書ける6つのレッスン
物語の体操: みるみる小説が書ける6つのレッスン / 感想・レビュー
史
世紀末に行われた小説講座を元にした、文章読本。20年以上前であるが、普遍的な部分は変わらない。辛すぎることはないけれども、どこかプレッシャーがある。ある意味としてこの本もまた世紀末の空気感を味わえる本になっているのではないかなと。
2023/10/09
陽月
詳しく実践的な内容で書かれていて興味深かった。物語を作ることにやはり憧れはあるが、作家になりたいと思っていない人でも面白く読めそう。行きし帰りし物語という構造は既知のことだったが、現代の小説にも当て嵌まるのは改めてすごい。古典と呼ばれる書物の時代から物語構造はすでに完成形で、今でもそれをなぞっているのかと思うと、その中で新たな世界が生み出される事実に感動すら覚えるのだけど。
2015/04/11
misui
「小説を書く」という行為を可能な限りマニュアル化してそこに回収され得ないものこそ<文学>ではないかと問う挑発的な試み。レッスンは大雑把に言えば「物語の構造を意識せよ」というもので、生徒による作例をまじえながらわかりやすく示してくれます。自分なんかはこういうの少し歪な形で認識していたので勉強になりました。
2010/05/23
パトパトキン@文藝
役に立つ〜〜〜
2016/08/14
黑猫
2001年11月3日読了
2001/11/03
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