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耳のこり

耳のこり

耳のこり

作家
ナンシー関
出版社
朝日新聞出版
発売日
2002-04-01
ISBN
9784022577412
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耳のこり / 感想・レビュー

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totuboy

本屋でナンシー関のルポが発売されており、以前からどんな人だろうと思って気になったので読んでみた。面白い。テレビや芸能界をこんな鋭い切り口で評論してたなんて。それも、20年前に書かれたものという点が、ある意味予言のようにもなっていて、現代の私達が読むと答え合わせのようで面白い。この人が今も生きていたら、芸能界をどのように切るのだろう。今の世の中にはこんな人はいないよなぁ。マツコ・デラックスはあと一歩及ばないです。

2022/06/12

そうたそ

★★★☆☆ 定期的に手に取りたいナンシー関さんの著書。本作では、これといった衝撃的な発言でもないのだが、何故か耳に残るような著名人たちの発言を取り上げ、それらに鋭く切り込むエッセイ集。相変わらず的を得た芸能人批評は流石のもの。書かれた時期が10年以上前なので、今ではすっかり見かけないような有名人たちも数多くいるが、それを除くと大して古さを感じないのは、芸能界のメカニズムというのは今も昔もそんなに変わりがないからなのかもしれない。谷(当時は田村)亮子に対する批評は特に鋭い。うんうんと共感しつつ読む。

2015/09/29

にやり2世

ヤックンがなぜ大物感出してるのか?疑問が少し解けた気がした。

2015/09/09

KG

年末のドラマに刺激されて初読み。最初、想像していたよりずっと低いトーンに戸惑ったが、その温度の低さに慣れてくるとじわじわと面白みが分かってきた。一瞬、テーマと懸け離れた話題に飛んだかと思うと、それがテーマに戻ってきたとき、よくその切り口を思いついたなと、関心してしまったこともしばしば。思いっきり時事ネタなので、話題としては古く、オンタイムで出会っていたらもっと面白かっただろうと思う。ほとんどが悪口なんだけど、切り込み方が独特なので、ただけなしているだけになっていないのがいい。けなしているだけではあるが。

2015/01/11

pippi

週刊朝日連載。2002年(平成4)年刊。そっかぁ小泉首相の時代だったのね。本人もだけど、息子孝太郎を「一般名詞の息子」と切るあたり、さすがナンシー関。消しゴム版画の似顔はビミョウな物件、だったけど。

2012/03/27

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