平成三十年〈上〉 何もしなかった日本
平成三十年〈上〉 何もしなかった日本 / 感想・レビュー
myoko
平成9年に連載された小説。副題の通り、何もしなかった日本が平成30年にどうなっているのかという内容。半分は当たらずといえども遠からずという感じ。現状の日本は小説の内容より悪いように思えます。下巻は天下分け目の改革合戦。どんなやり方で日本の建て直しをしていくのか、楽しみです。
2010/11/28
konomichi
95年から97年頃に書かれた、「今」の日本。平成30年を迎える前に読んどかんといかんやつ、やと思います。
2017/12/25
CCC
数年後の当たらなかった預言書候補。というか平成30年を待つまでもない気がする。未来予測はマイナスの予言をしておけば大抵当たっているような感じになるから、どうマイナスになっているのかを予測することが肝要なはず。そして当作は予測に抜けが多く、いくらか思い切った外し方もしている。原因は多分海外からの視点が欠けていること。端的に言って、著者は日本の凋落は見えていても、欧米の凋落や中韓の不安定さが見えていなかったように思えた。……というのが、自分視点の印象論。
2013/03/06
シン
登場人物と戦国武将の名前がマッチングしていて面白かったです。
2012/04/07
元吉
★☆☆☆☆ 堺屋さんの長編を久しぶりに手にする 1997年を起点に2018年(平成三十年)の姿を予想して描いた未来 小説である。現時点では、あと7年後のことであり未来というよ り、明日の延長みたいな存在だ
2011/09/10
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