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宮尾本平家物語 3 朱雀之巻

宮尾本平家物語 3 朱雀之巻

宮尾本平家物語 3 朱雀之巻

作家
宮尾登美子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2003-04-01
ISBN
9784022578211
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宮尾本平家物語 3 朱雀之巻 / 感想・レビュー

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ソーダポップ

平清盛死す。平家の栄華もかげりを見せる。清盛の死後、破竹の勢いで進撃する木曾義仲を平家は止められず「都落ち」を余儀なくされる。無残な敗走、戦乱のなか女たちが一門の為に力の限りを尽くす。宮尾登美子さんは、心の機敏を読むだけでなく、その人が胸に秘めるドス黒い欲望も決して否定せず受け止める度量を持ち、むしろそれを活用しその人らしさを変換してしまう技もあり、その結果平家の中でも最も複雑な立場に置かれ、政治的な策略の中心に置かれる時子は他の登場人物より一段と輝いて見えた。作者の緻密な筆運びが冴えわたる。四巻も楽しみ

2023/03/04

koba

★★☆☆☆

2012/07/30

mado

五足の最期が切ない…。アニメとともに最終巻へ。羊文学の歌詞にある「最終回のストーリーは始めから決まっていたとしても今だけはここにあるよ」というフレーズがとても沁みます。

2022/03/18

めぐみこ

四の宮誕生から平家の都落ち前夜まで。頼朝の挙兵、清盛の死、平家軍の敗北と一門からの初の戦死者…昇りつめた平家が、あとは落ちるだけなのが感じられしみじみ。これぞ盛者必衰の理。でも、時子が清盛の遺言を捏造していなかったら、また別の未来があったのかなぁ。歴史小説だから壇ノ浦ENDは変えられないと判っているが、ふとそう思った。

2020/07/22

あや

平家の栄華にかげりが出てくる頃のお話、そして反乱の火種が…。貴族の美しい有様に私は乗せられるような感じでした。

2012/01/25

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