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吉本隆明「食」を語る

吉本隆明「食」を語る

吉本隆明「食」を語る

作家
吉本隆明
宇田川 悟
出版社
朝日新聞社
発売日
2005-03-18
ISBN
9784022579997
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吉本隆明「食」を語る / 感想・レビュー

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寛生

【図書館の本】すごーく面白かった!幾度か腹をかかえて笑ってしまった。対話形式の本で、こんなに笑ったのは初めて。注目したいのは、吉本さんが「手で考える」ということをいっていること。学者としてではなく、職人として、まるで手で料理をするように、手で書き、手で考えていくと。鬼瓦の職人も自らの手で、『魂』を古い瓦から自分が作っている新しいものへと移していっていると、テレビでみたことがあるが、「手」なんだと思う。「手を動かせばだいたい考えが出てくるっていうふうに、手と感覚がつながるようになります。」141頁。

2013/09/21

fukura

一気読み!「これは誰でもうまい、うまいしすぐ手に入るというような広がりがほしい。そういう料理をやる人がたくさん出てきてほしい。」私もそう思う。

2013/05/20

ありんこ

戦前、戦中、戦後と生きてきた吉本さんの食にまつわるエピソード、思想が満載で、食から一人の人の人生そのものの背景が表現されていて、とても興味深かったです。

2009/06/14

4610tosan

久しぶりに吉本さんを読みました。当たり前ですけどブレてないし生活や食から切り込まれる内容が腑に落ちてゆきます。でも今回は「老い」るが入っていてそのもどかしさも感じさせられる本でした。

2017/02/26

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