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セクシーガールの起原

セクシーガールの起原

セクシーガールの起原

作家
荒俣宏
出版社
朝日新聞出版
発売日
2000-09-01
ISBN
9784022586698
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セクシーガールの起原 / 感想・レビュー

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ぞだぐぁ

週刊誌の袋とじとかビデオショップに売っている雑誌に載っている類ではなく、青年誌の表紙に写っているようなポルノではなくセクシーな女性の絵がどう西洋社会に受け入れられて行ったかと言うことを主に『ラ・ヴィ・パリジェンヌ』等の雑誌等から追って行った本。横浜写真とか春画とは違う、ギリ世間に出してもOKとかNGになるようなあたりの考え方の変化が参考になった。

2020/11/01

くさてる

ポルノグラフィーとは一線を画すものの、扇情的で美しく、官能的で愛らしいピンナップガールたち。その系譜と代表作を豊富な図版を取り揃えて並べつつ、さらにその歴史と文化にまつわる蘊蓄を、著者ならではの軽妙な語り口で紹介する。イラストで表現される「美女」という存在は、そもそもどのような意味をもつのか、ということにまで思いを馳せることが出来るような一冊。

2011/08/04

わす

1940年代以降、男の注目が女の脚から乳房へ移ったのがなぜか不思議だったけれど、19世紀中も砂時計型=バストとウエストの落差が大きい体型が望まれていたわけで、今でいう巨乳嗜好と大差ない。むしろ、1900〜1940年頃に脚が注目された理由を探るべきかもしれない。19世紀までは胸よりも脚の露出がタブーだったから目新しかったのでは?その盛り上がりが40年までには落ち着いて、再び乳房に視線が移ったのではないか。

2024/08/14

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