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空想 皇居美術館

空想 皇居美術館

空想 皇居美術館

作家
彦坂尚嘉
五十嵐太郎
新堀 学
出版社
朝日新聞出版
発売日
2010-05-20
ISBN
9784022586919
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空想 皇居美術館 / 感想・レビュー

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がんぞ

TOKYOは現在でも「世界一魅惑的な都市」であるが。その中央に位置する1.2k㎡の千代田城を国民主権の象徴として美術館にし陛下は京都御所にお帰しし明治維新以来の軍人支配の歴史に終止符を打とう、ルーブルもエルミタージュも大英も故宮も民覧に提供された、天皇巡幸より民主化の宣伝効果絶大だろうと言う、という罰当りな空想。そもそも美術館は元は宮殿で権力の誇示に継承物、征服地などから集めた名品珍品巨大物などを見せびらかしたが、革命によって、人民権力の象徴として一般に供覧す。自国文化の偏重は当然として勝手に展示品を選出

2011/05/21

さとう

非常にいいトンデモ本。皇居、ひいては天皇制を、美術という一種の思考実験の中で捉えなおすきっかけにもなる。しかし…彦坂尚嘉の電波っぷりはガチ。

2010/07/19

臓物ちゃん

「皇居を美術館に!」って発想は「東京ビッグサイトを巨大ロボに!」と同等の非常に馬鹿馬鹿しい発想だと思うけど、その実現不可能な馬鹿馬鹿しいものを真面目に論じた点に本書の花がある。こういうの俺めっちゃ好きやねん。

2013/05/07

ひろ

非常にぶっちゃけた本ww実際 空想と現実も紙一重なのかも・・・ 日本人にとって皇居は特別な場所?実際のところ今まであんまり触れようとしなかったし触れてはいけない場所だとおもってた・・・思考を爆発しようww

2013/03/01

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