おたからサザエさん 1巻
おたからサザエさん 1巻 / 感想・レビュー
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
新聞掲載のものを単行本化する際に、時代背景を踏まえ、町子自身の意思で収録されなかったもの696点からまとめたものの一巻。サザエさんを読むと時事ネタ、戦後の様子が分かり、とても興味深いです。家族の日常を読ませる、読みたいと思えるサザエさんはやっぱり好き。
2018/06/24
ぐうぐう
人気漫画家というのは、自作には厳しいものだ。手塚治虫は気に入らない作品を全集には収録しなかったし、美内すずえは『ガラスの仮面』を単行本で刊行する際に雑誌掲載時の原稿を徹底的に描き直す。『サザエさん』には単行本に未収録の作品が800点以上あるのだという。その選定に長谷川町子の意向が働いているのは間違いない。今回刊行された『おたからサザエさん』は、そんな未収録作品を初単行本化したものだ。ファンにはたまらない企画だが、町子自身は複雑な想いかもしれない。
2018/03/24
ごへいもち
単行本に収録されなかった作品集。時代色が強く残念ながら意味が通じないものもあり。
2018/09/12
その子
サザエさんが、最初は4コマ漫画だったことを知って、驚きました。それでもやっぱり面白さは、変わらない! たまらないくらい、おもしろかったです!
2023/08/15
遠い日
サザエさんの68巻に及ぶ単行本に収録されなかった作品をまとめた6巻。順に読んでいきます。なにせ時代は1949年から1974年にわたり、それこそ昭和という時代を庶民の感覚で描き切ったもの。描かれた室内や服装や流行り物が、「歴史」である。ダジャレの笑いをみんなが共有することができていた時代の希望を感じる。
2018/06/07
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