名人: 志ん生、そして志ん朝 (朝日選書 720)
名人: 志ん生、そして志ん朝 (朝日選書 720) / 感想・レビュー
hitsuji023
志ん朝の死によって江戸落語は終わったと著者は嘆く。確かにそうかもしれない。しかし、言葉は生き物であって変わっていくものだ。そのうち志ん朝とは違う魅力ある落語家が出てくるだろうし、出てきてくれないと今を生きる落語ファンはやりきれない。 志ん生、志ん朝目当てで読んだけど、「夏目漱石と落語」の章が一番面白かった。「吾輩は猫である」のギャグは読んでて声をだして笑ってしまった。
2017/12/09
OMO
面白さ:○ 興味:○ 読みやすさ:○ 新鮮さ:○ 文学的云々:×
2020/04/08
けーこ
図書館本。 江戸時代の東京の文化をお勉強して、ホンモノの落語を愉しむことは 私には難しいなと。それならば、地元の言葉で地元の暮らし 生活文化を喋くる落語を聞きてみたい。 と、思った。
2017/02/20
kilroy
☆1つ。志ん生、志ん朝に関する伝説ではなく、当人の思い出がメイン。それはそれで悪くはないのだけど、もっと志ん生&志ん朝を知りたかった自分には不満。でも夏目漱石が落語から受けた影響に対する記述は面白い。「吾輩は猫である」の本質的な部分を語っているのかもしれない。 と、いうわけで「吾輩は猫である」を再読しなければならんなー(中学の読書感想文以来)
2014/07/05
いちはじめ
過去に書いた(すでに別の単行本に収録済みの)志ん朝関連の文章を集めてお茶をにごした感じ。書き下ろしが少なかったのでがっかり。
2003/01/10
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