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街道をゆく 1 (朝日文庫 し 1-2)

街道をゆく 1 (朝日文庫 し 1-2)

街道をゆく 1 (朝日文庫 し 1-2)

作家
司馬遼太郎
出版社
朝日新聞出版
発売日
1978-10-01
ISBN
9784022601711
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街道をゆく 1 (朝日文庫 し 1-2) / 感想・レビュー

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ねこ

街道をゆく 2冊目。以前、古書店で街道をゆく8巻を見つけ、このシリーズに出会いました。当時、次は43巻の地元、濃尾参州紀を読もうと考えましたが、…最終巻であり、パラパラと見ると司馬さんの写真が多くあり、買ったはいいものの何だか切なくなってしまい、最初の1巻からぼちぼち読む事に改めました。おっと、感想感想。司馬さんはやっぱり長州路が好きだなぁ。1番熱量を感じました。GoogleMAPをiPadで見ながら読みましたが、合わせて古地図も欲しいですね。できれば司馬さん廻られた1970年当時かそれ以前の古地図。

2021/12/18

クラムボン

先日読んだ『司馬遼太郎対話選集4』にロジャ・メイチン君の話が出てきた。彼は『竹内街道』に同行した日本語学の学生。司馬さんは彼を取材に連れて行きたかった。「できれば永住して、日本の国語学に貢献したい。」気宇壮大でドンキホーテのメイチン君に惹かれて、今回は『竹内街道、葛城みち』を読む。布留(ふる)の古地名のある石上神宮から《山辺道》を三輪神社まで行く、のだが…、司馬さん歩かず車で移動。初めて読んだ時は、そんなアホな!と思ったが、今ではそれが司馬流だと心得ている。竹内街道は最後に駆け足、付け足し気味でした。

2021/08/31

TCD NOK

このシリーズ、読む順番がバラバラなんだけど、ようやく第1巻を入手した。日本全国どの街道にも、歴史上の出来事や人物が関わっており、その説明に引き込まれた。近江に対して遠江という地名が名付けられたことや、昭和初期までチャンバラごっこは、山口は「天誅!」鹿児島は「チェスト!関ヶ原」と叫びながらやってたことなど、ところどころ雑学が散りばめているのも飽きさせない。

2019/11/15

みち

司馬さんの知識量がもの凄い。あまり興味の無い話は読むの辛かったですが、戦国時代以降の話は楽しめました。旅に同行する学者の方、慶喜推しの人とか、何でも突き詰めている方は面白い。山口には行きたいと思っていたので、長州道は特に面白かった。湯田温泉の松田屋ホテルは前から気になっていたので、是非泊まりに行きたい。

2024/08/28

KF

全43冊の内の第一巻。 ・湖西のみち ・竹内街道 ・甲州街道 ・葛城みち ・長州路 読み易かったのは長州路と湖西のみち。竹内街道と葛城みちは味わうための基礎知識に欠けた。 あとがきにあるが、歴史を楽しむためには地図を広げる必要がある。司馬遼太郎の作品の一方の幹である歴史小説を縦軸とすれば街道をゆくのシリーズは横軸。相互に参考にしながら読むと更に味わいが増すのであろう。

2018/03/24

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