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徳川の夫人たち 上 朝日文庫 よ 1-1

徳川の夫人たち 上 朝日文庫 よ 1-1

徳川の夫人たち 上 朝日文庫 よ 1-1

作家
吉屋信子
出版社
朝日新聞出版
発売日
1979-03-01
ISBN
9784022601919
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徳川の夫人たち 上 朝日文庫 よ 1-1 / 感想・レビュー

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あつひめ

テレビドラマの大奥とはちょっと違ったけど(当たり前か…)お万の方が愛されたところは、テレビドラマよりも微笑ましい気がした。還俗して、側室となるなんて第二の人生どころではなく生まれ変わって新たに人生を歩んだようなお万の方の人生。春日局との色々は色々として、やはり、大奥とはそら恐ろしいところでもあるなあ…。お万の方の苦しみを逆手にとった強い意思が見栄隠れする生き方。読んでいて面白い。興味を逸らせない書き方なのもいいのかも。下巻が楽しみ。

2014/09/04

aoko

慶光院の院主就任のあいさつに江戸城に行った永光院が家光に一目ぼれされ大奥に連れていかれ、お万の方と呼ばれるようになるところからスタート。お万の方は美しいだけでなく聡明で、春日局とも上手にやりあっていく様子が面白かった。調度品などの描写も細かく、想像しながら読むのが楽しかった。藤尾の献身がすごい。

2023/03/13

小町

吉屋信子が好きなので前から持っていたが、漫画『大奥』の参考文献にもあったので読んでみる。吉屋信子の作風の変化に驚くし着眼点が面白い。物事への細かい心理描写は、平安絵巻を読んでる感覚。

2010/09/10

shushu

エッセイ集かと思ったら、家光の側室お万の方に集中した長編小説でした。お万の方、というとよしながふみさんの「大奥」しか知らないのですが、それでも読んでいなかったら知識の少ない私にはついていけなかったでしょう。大奥ものというとドロドロした陰湿な争いしまくる、というイメージでしたが、そんな話では全然なかったです。

2018/06/15

ルナ

お万の方のファンになってしまった。真面目に賢く生きた女性。ステキ

2012/10/16

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