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徳川の夫人たち 下 朝日文庫 よ 1-2

徳川の夫人たち 下 朝日文庫 よ 1-2

徳川の夫人たち 下 朝日文庫 よ 1-2

作家
吉屋信子
出版社
朝日新聞出版
発売日
1979-03-01
ISBN
9784022601926
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徳川の夫人たち 下 朝日文庫 よ 1-2 / 感想・レビュー

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あつひめ

女の中のただ一人の心を託す愛人にして、母にして、かつ久遠の女性。天下人にそこまで思わせるお万の方。生まれ持った物がにじみ出ているのだろう。体は裏切らずとも心が裏切ることの方が罪深い。その狭間で苦しむお万の方…。今の世の中ではお目にかかることができない清いお方だ。永光院となってからも何かと心静まることのない暮らし。今までの大奥ものよりも清々しく感じるのは…私だけかな?吉屋さんのさじ加減がきらびやかな大奥を堪能させてくれる。続徳川の夫人たちも手元にあるので…早く読みたいな…。

2014/09/05

aoko

上巻では全方向に対して完ぺきだったお万の方が家光以外の男性に惹かれ、葛藤するところがとても人間ぽかった。御台様お付きの桂木がいろいろ鋭すぎてびっくり。学校で習った歴史くらいの知識しかなくても、本文で説明があるのでとても面白く読めた。別の作品も読んでみたい。

2023/03/17

小町

内容、心情などが、源氏物語を読んだ感じ。常識的範囲内での描写しかないので物足りないけど、歴史書では読めない動きが分かる。解説も面白い。

2010/09/10

ルナ

強くしたたかで賢くて美しくても、結局悩みがある。ちょっと元気もらえた。

2012/10/16

ka-ko

極端に美と醜が書かれていたので最後は嫌になりました。大奥では世継を生む事で待遇が全く変わるということも分かりましたが、矢島とお万の方の違いがあまりに違いすぎるのではないかという疑問がわきました。

2012/09/24

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