中島みゆき全歌集 (朝日文庫 な 6-1)
中島みゆき全歌集 (朝日文庫 な 6-1) / 感想・レビュー
ヴェルナーの日記
中島みゆきの1975年~1986年までの作詞・作曲した歌詞が掲載されている。中島みゆきといえば、自分のイメージではAMラジオの”オールナイト・ニッポン”のMCをしていた頃を思い出します(知らない方が殆どだと思いますが…… )。深夜遅くまで目を擦りながら聞き入ったことが懐かしいです。翌日の学校の授業は地獄でした―― 改めて彼女の曲を詩という視点から眺めてみれば、やはり泣き歌と呼ばれた理由が噛み締めるように窺い知れます。それに彼女の歌声と相まって一人深夜に聞く曲が心に響きます。
2018/09/20
J D
古本屋で80円で売っていたので家に連れて帰ってきた。読んだというより、口ずさみながらざっと目を通した。中島みゆきの初期の作品。昭和の携帯もメールもない頃の作品。あの頃、すべてがわかったような気がして聞いていた中島みゆき。オールナイトニッポンで歌からは想像できない「ガハハ」笑いをしていた中島みゆき。「悪女」が一番好き!
2022/08/28
訪問者
これで未読だったアルバム「予感」から「36.5℃」までの歌詞を読破。中島みゆきの歌詞は単独で読んでも面白いが、やはり歌と共にあってこそ心に響くモノだと言うことを再認識した。
2015/05/16
daiyuuki
シンガーソングライター中島みゆきのデビュー作から1986年までの全作品を収録した読むアルバムです。「時代」「ひとり上手」「悪女」などのヒット曲だけでなく、「あした天気になれ」「狼になりたい」「どこにいても」などの上手く立ち回れない人間のやるせない気持ちや報われない恋を文学的な表現で描写していて、詩としても純粋に味わえます。
2003/12/30
Yu-Okd
ただの歌詞集という性格もありますが、読み手によって様々に解釈できる詞は独特のものがあります。有名な曲も、そうでない曲も、作者の様々なメッセージが詰まっているように感じました。
2012/08/24
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