半七捕物帳を歩く: ぼくの東京遊覧 (朝日文庫 た 18-2)
半七捕物帳を歩く: ぼくの東京遊覧 (朝日文庫 た 18-2) / 感想・レビュー
しんこい
岡本綺堂の時代にさえ失われていた江戸情緒を昭和末期の東京に見いだせるわけもありません。司馬遼太郎のように歴史的出来事や地理的事実の該博な知識をもとに昔を思うわけでもなく、半七の語り口だけで江戸の昔をしのぶのは詩人の想像力かお酒の力に頼るのか、まあなんとも田村隆一流ですね。
2015/01/03
KAZOO
半七捕物帳は読んだ覚えがあるのですが、すっかり忘れてしまっています。この本も江戸の様々な場所について捕物帳の関連を示してくれているのですが、やはりぴったり来ません。もう一度捕物帳6冊を読みなおしてから読んでみましょう。
2013/12/30
みつひめ
あー、また半七捕物帳が読みたくなるなぁ…。とりあえずさっと出てくる(であろう)『読んで!「半七」』を拾い読みしましょうか。ちなみに、この元版って高梨豊さんの写真も掲載されているのかな?だったら、元版が欲しいぞ。
2011/08/31
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