天野祐吉のCMウォッチング (朝日文庫 あ 17-1)
天野祐吉のCMウォッチング (朝日文庫 あ 17-1) / 感想・レビュー
山口透析鉄
私が読んだのは新書版ですが、母が朝日新聞を購読していますので、連載コラムの大半は新聞で読んでいました。 この文庫本にまとめられている時期は、興味深いTVCMが少なからずありました。 日清とかは広告が上手い企業ですし。 当時の世相等も出ていて、読み物としても普通に面白いと思います。 ただ、マスメディアの力が弱まり、ネットの広告総数の方がマスメディアを上まってけっこう経っていますので、今はこういうコラム、書き辛そうです。 ネットの広告に秀作ってあるんですかね……⁇
1991/03/30
寺内町亭小天狗
「広告批評」を創刊して、コマーシャルについて独自の批評をまとめた本です。1984年(昭和54年)4月5日から1990年(平成2年)6月22日までの主なCMについて語っている。読むにつれて、現代のCMほどつまらないモノはない。観る・読む側に、何かを語るような力作なCMや新聞広告等が少なくなっている。広告業界も、質が落ちたものだ。
ロバパン
1984年から1990年までのCMの話ですが、今のCMに繋がると思われる部分が沢山あり、CMの警鐘とも読めるかも。分厚い本だったので読み応えはありますよ。
2010/11/05
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