外人のTOKYO暮らし (朝日文庫 あ 20-1)
外人のTOKYO暮らし (朝日文庫 あ 20-1) / 感想・レビュー
kuukazoo
1987年から1989年までのバブリーな頃に東京で生活していた外国人15人へのインタビュー。元ビートニクの古本屋店主、ハンガリー人の中国研究者、ベトナム難民の料理店シェフ、語学教師のアルバイトをしながら柔道を学ぶフランス人女性、などなど事情は個人的なものから政治的なものまで様々だが、こんなふうに軽々と国境を越えて居場所を次々に移していく人生に少し驚きをもって読んだ。インタビューからもう30年経った今、皆さんどうしているのだろう。写真も良い。
2018/05/04
小物堂社
目的も、出自も様々な人が登場する。裕福な環境から来る人、来ざるを得なかった人、コネがあってきたひと。そんな中で多様な視点からの二項対立で読み進めていくことが出来る本である。英語圏の人は英会話教師になれと楽観的であったり、彼らが母国をどう見ているかという観点もあったり。その国々にも知れてよかった。
2014/12/01
丰
Y-10
2005/04/29
感想・レビューをもっと見る