いしいひさいちの経済外論: ハイパー・エディション (朝日文庫 い 42-1)
いしいひさいちの経済外論: ハイパー・エディション (朝日文庫 い 42-1) / 感想・レビュー
∃.狂茶党
漫画の始まり、ポンチ絵は、風刺でありました。 終わりのはじまり饒舌な黙示録。 昭和末期、バブル崩壊後の混乱を捉えた時事漫画。 恐ろしいことに今読んでも普通に面白く、昨今の政治、経済状況に対応してしまう。 この時に道を間違わなければ、まだ少しマシな今があったんだろうが、そもそも道はあったのか?
2022/06/22
Hiroki
文京区立図書館 1995年の発行だから、俎上にのせられた事象としては確かに古い。しかし、何ぁんも変わらない日本の経済構造や経済の人的構造・関係があった。たとえば不動産業界だが、中小はともかくとして三菱地所や三井不動産などの大手は「不動産」ではなく「不働産」が正しい。ハタラカズシテ(カネヲ)ウマシムである。財務・経産・外務の木っ端役人が居酒屋で大声で騒いでいる。ODAの被援助国の悪口だ。居酒屋の店員さんの会話は「なぁ~にぃ、O DAあげてんじゃねーよ」。まさに概論ならぬ外論でありましょう。
2024/01/29
なんと
1995/10/01
2014/12/24
更紗蝦
バブル崩壊からずっと、日本は景気対策に失敗し続けているんだよなぁ…と、しみじみ思いました。
2013/03/18
lonely_jean
変わったのは些末なことで、変わるべきことはあまり変わっていないような。何とももの悲しい。人間は学習するものではないのだろうか。文句を言うなら投票に、という意見は正しいのだろうか。私も選挙には行くようにしているが、是非この人に、という候補者がいたためしがない。社会とは何なのだろうか。
2021/08/17
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