日本映画300 (朝日文庫 さ 8-5)
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日本映画300 (朝日文庫 さ 8-5) / 感想・レビュー
kinkin
1995年に出版された本なので当然最近の映画は載っていない。しかし戦前からの名画300本が解説されているので日本映画をおさらいするガイドブックとしては分かりやすい。この本に載っている映画でみたことのないのをチェックしてみたら恥ずかしいくらい多かった。もっとみてみないといけないなあ。発行当時はまだDVDもブルーレイもない時代、LD(レーザーディスク)と表記されていて隔世の感あり。
2018/06/26
あきあかね
先日、映画評論家の佐藤忠男氏の訃報を耳にした。佐藤氏の映画評論は温もりがあり、作品への批判よりも、その作品の良さを少しでも多く見出し、読み手に伝えようという想いが伝わってくる。社会的な映画、芸術的な映画、前衛的な映画など様々な映画があるけれど、佐藤氏が最も好むのは、老若男女が幅広く楽しめ、感動できる「ウェルメイド」な映画だろう。日本映画の名作三百作品を収める本書では、山田洋次監督をウェルメイドな映画づくりに徹していると評する。⇒
2022/04/04
FK
ようやく読了。一日に一本ずつ読んできたので時間が掛かった。もっとも残り少しになってからはまとめて読んだ。観たい映画がたくさん出てきた。ただちょっと調べただけでも、入手困難のものが多い。あっても高額なので、なかなか手が出ないというのが実態だ。 300本は、1910年の牧野省三監督作品[忠臣蔵]から始まり、1994年の和田誠監督作品[怖がる人々]で終わる。このうち観ているのは、定かなのは58本。おおよそ20%ということになる。これから順次、手に入るものから観ていきたい。
2021/10/19
Gen Kato
戦前作品のセレクトはややオーソドックスにならざるを得ない(現存作が多くないから)けど、それでもエノケン主演作で選んだのが『ちゃっきり金太』じゃなく『頑張り戦術』ってとことか、清水宏作品や市川崑作品の多様さとか、『マタンゴ』が入っているところとか、作者独特のひねりがあって面白い。作品紹介もよく読むと批判的だったり、「ええっ、そう観たんですか!」な解釈があったりで楽しいです。
2017/03/08
hr
知っている映画の項目だけを読んでひとまず読了にする。次からは観たい映画を探すのに使おうと思う。仲代達矢が演じた「切腹」を観たい。
2019/11/03
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