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ジャポンスコ: ボヘミア人旅行家が見た1893年の日本 (朝日文庫 こ 21-1)

ジャポンスコ: ボヘミア人旅行家が見た1893年の日本 (朝日文庫 こ 21-1)

ジャポンスコ: ボヘミア人旅行家が見た1893年の日本 (朝日文庫 こ 21-1)

作家
ヨゼフ コジェンスキー
Josef Ko´rensk´y
鈴木文彦
出版社
朝日新聞出版
発売日
2001-01-01
ISBN
9784022613042
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ジャポンスコ: ボヘミア人旅行家が見た1893年の日本 (朝日文庫 こ 21-1) / 感想・レビュー

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ホークス

1893年(明治26年)の日本紀行。著者はオーストリア・ハンガリー帝国の教育官僚で、旅行と自然科学を愛する40代の独身男性。日光から長崎を巡る1か月間で文明観察を書き上げた。間違いも多いが、新鮮な目に映る日本は面白い。横浜税関前には人力車が客引きし、ホテルでは彫師が入れ墨を勧める。ガイドも居て大きな店では英語が通じる。清潔な事、礼儀正しい事、女性の地位が低い事など全てをフラットに記す。訳者は外交官で、プラハ赴任時に原書と出会った。冷戦の中、日本を理解しようとした外国人を知って翻訳を決意。写真も興味深い。

2020/01/10

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