タンポポ・ハウスのできるまで (朝日文庫 ふ 15-5)
タンポポ・ハウスのできるまで (朝日文庫 ふ 15-5) / 感想・レビュー
アズサ
建築の知識はまるでないが、植物と共生していく暮らしに憧れて読んでみる。どういうコンセプトで建てていくかも興味深かったが、完成後の灌水問題など計画中には分からないことに対して解決に奮闘する姿も面白かった。
2019/03/26
山田太郎
岐阜県多治見市のモザイクタイルミュージアムを設計した方だと知り、著者に興味を持ちました。もともと建築史が専門とのことで、建てたい建物もタンポポが屋根に生えている家などユニークです。あまり技術的な内容でないため、自分で一から家作りがしたい素人にも参考になる一冊だと思います。
2017/03/04
Yakmy
びっくりするような実験。それにしても、作ってみて、周りと調和せず「まずい」と思ったり、タンポポは「上から見るもの」と言ってみたり、実験の成果を赤裸々に語る。そして、家ができてよかったことは「家族が風邪をひかなくなったこと」。とても等身大で、でも、構想をそのまま形にした。思わず笑ってしまうエッセイであった。
2017/12/02
しんこい
単に面白い外見の家、というだけでなく、家だか箱庭だか分からないような最初の発想がどういう過程で最後の設計に至り、さらにどういう材料でどう作るかというところ、職人の世界にまで話は及んで、興味津々でした。
2016/07/30
じょみ
考え方。常識にとらわれない。
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