M2 われらの時代に (朝日文庫)
M2 われらの時代に (朝日文庫) / 感想・レビュー
しんかい32
宮台真司の知ったかぶりが予想以上に鼻についた。憲法関係の話は、ぼく程度の知識でも間違いをみつけられる。あと宮台が「ドーキンスのセントラルドグマからみても血縁主義は非科学的」とか言ってるが、「セントラルドグマ仮説」はクリックの理論だし、血縁主義の否定にもつながらないでしょ。ぼくにとっては、自分が詳しくない分野を扱った章は説明が不親切でついていけず、ある程度知ってる分野を読むとでたらめばかりなのがわかるという、この世でもっともいらない部類の本だった。
2010/02/27
武井 康則
1996年6月から、2001年1月までの継続対談。インターネットが普及し、阪神淡路大震災、オウム地下鉄サリン事件、酒鬼薔薇事件、森首相、小渕首相、小泉首相、米同時多発テロとその時々の事件を背景に時事対談をしている。今読むと結局同じことを繰り返しているだけのような気がする。
2017/05/05
さるぼぼキング
10年も前のものを読んでも・・・という気もするが、意外と読めた。 社会的構造の問題や日本人的なるものは何も変わってないからか。。 なにより自分の知識の浅さも相変わらずだということが良く分かった・・・
2011/10/12
遠山太郎
知のスレッジハンマーが振り下ろされる!(おもに『何よりもダメな日本』へ)伝説のM2シリーズ第一弾! 90年代末に小室からモー娘。、ストリートからお部屋、強度から自意識へ移っちゃったのかなー ベタ(ゆず)・修行(dragonash)・タフ(宇多田)の三分類は残ってたかも?1970モニュメントからモジュールへ お祭り広場は反意図で国家奨励。表象からシステムへ 太陽塔はギャグに。イマージナルからサンボリックへ 想像可能なものから論理でのみ追尾可能なものへ。道徳と法律、共同性と公共性、アイロニカルなコミュで切断。
2011/01/19
tk
古い本
2011/04/18
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