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ニッポン問題: M2:2 (朝日文庫 み 16-7)

ニッポン問題: M2:2 (朝日文庫 み 16-7)

ニッポン問題: M2:2 (朝日文庫 み 16-7)

作家
宮台真司
宮崎哲弥
出版社
朝日新聞出版
発売日
2006-09-01
ISBN
9784022615145
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ニッポン問題: M2:2 (朝日文庫 み 16-7) / 感想・レビュー

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モンブラン

筆者の二人の関心の幅,見識の幅に圧倒されます。宮崎氏がまえがきで述べている「社会科学や哲学を基軸とする対論は,会話者が対立するか,合意するかはまったく重要ではなく,そこで語られたことが充実しているか,空疎であるかだけが問題なのです。」という考え方には共感しました。対話を通した自己変革があったかどうかで,対話の質,対話の在り方を判断すべきであると思いました。

2013/08/25

遠山太郎

核心は「日本人に戦略的思考(=政策科学的思考)ができないのは、『無限波及効果』(=相互関連モデル)と『パラメータ』(=制御モデル)に鈍感だから」でしょうか。日本には「ステイクホルダー」、つまり主導権を握るが、リスクも負うという「自己決定=自己責任観念」がなく、それゆえに憲法概念や人権概念がまったく理解されていない。占領期の汚れと作為の契機の不在、そして歴史の忘却。イストワ―ルの下でのヘリテージ(共有地コモンズの歴史的なコ―ドの積立、相続財産)へのコミットメントなくては、自由あっても民主はありえない。(1

2011/01/19

tooka

「日本人を知れ」「歴史から学べ」「失敗の研究をしろ」といった主張が聞こえてくる。注釈はあるがやや難しい。

2008/06/24

zeroset

さすがに最初の巻ほどのインパクトは無い。

2006/09/28

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