スポーツ解体新書 (朝日文庫 た 45-1)
スポーツ解体新書 (朝日文庫 た 45-1) / 感想・レビュー
水無月十六(ニール・フィレル)
スポーツは体育ではない。海外のスポーツについての考え方と、日本との違いを中心に、これから日本がスポーツにどう向き合っていくべきか書かれた本。身体表現としてのスポーツと、精神表現としての芸術は切り離して良いものかという指摘は興味深かった。少し古い本なので、現在の状況と合わない指摘もあるが、続編が出ているようなのでそちらを読みたい。スポーツについてもっと楽しめるようになりそうな豆知識もある。
2016/07/14
SA
卒論でお世話になった本。『(日本の)スポーツの教養』を社会学的な観点から見るには最適の本だと思う。
2012/11/11
shigoro
世界と比べると、ちょっと独特な体系になってしまってるのかもね。学校での非常に厳しい部活は海外ではありえない。そして日本では学校の部活を卒業すると、企業プロスポーツか、もしくは止めるかになってしまう。海外では子供から大人まで、運動を楽しめる施設を地域密着型でつくり、そのなかでプロが育っていく。不況になる前なら日本型でもよかったが、現在はちょっと歪な形になってしまっているかな。
2011/12/20
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