松のひとりごと (朝日文庫 ま 29-1)
松のひとりごと (朝日文庫 ま 29-1) / 感想・レビュー
ぶんこ
松さんは舞台女優なのだ!数々の舞台での(ひとりごと)が書かれていて楽しかったです。また趣味が写真で、ご自身で撮られた写真もたくさん掲載されていました。そんな写真、文章から、知的で謙虚な松さんが感じられる中で、一番心に残ったのが演出家の串田和美さんの解説に書かれていた祖父母への、涙をともなった熱い思い。なんて純粋なのかと驚かされました。串田さんも心動かされて記憶に残ったのでしょう。松さんの(ひとりごと)から演じる側の人の思いが伝わってきて、劇場に行きたくなりました。
2019/12/04
ちい
松さんの舞台みたくなった。
2017/03/21
ゆいぱぱ
2003年出版された本を2009年に文庫化されたものを読みました。私の好きな田中絹代さんが『映画女優』と呼ばれていました。松さんは梨園に生まれお父さんの姿を鏡を通して見つめ、いつしか同じ舞台で演じられるようになり、且つ歌手としてもキャリアを積んでおられます。そんな松さんの2003年までの殆ど舞台のお話と唯一の趣味と書かれている写真。この本を読んで、松さんは『舞台女優』なんだなぁと思いました。
2014/02/20
安藤永遠
『水着にならなくていいアイドルは松たか子だけ』という名言がある。芸能界で特異な存在である彼女のひとりごとは、芝居へのひたむきで真摯な言葉だった。
2014/01/27
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