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キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか デラックス (朝日文庫)

キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか デラックス (朝日文庫)

キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか デラックス (朝日文庫)

作家
北尾トロ
出版社
朝日新聞出版
発売日
2011-01-07
ISBN
9784022616739
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キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか デラックス (朝日文庫) / 感想・レビュー

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ふ~@豆板醤

4!偶然古本屋で見かけてタイトル買い(笑)電車でマナー違反を指摘したり一人ぼっちのおじさんに話しかけて飲みに誘ってみたり..ちょっと勇気のいる(くだらない)ことに全力を尽くす様子が綴られている。特におっさん確保に苦戦するところが面白かった。ターゲットを決め近づくまでがまず大変で、その後も不審がられたり残念な結果に(笑)それでも懲りずにどんどんチャレンジする行動力?はすごい。不思議な脱力系エッセイ。

2017/05/27

きいろ

投げやり気分だったので、いい気分転換になった。笑える。スルーしがちなこと、そもそも思いつきもしないことを言っちゃう行動しちゃうのすごいわあ。体当たりコミュニケーション!相手からしたら突拍子もなくて驚くだろうけど。

2015/11/16

おにぎりの具が鮑でゴメンナサイ

鼻毛は出てないが、鼻血が出た。5日間も出続けた。どうやら深刻な欲求不満のようだ。さらに、血圧を測ると168あった。不健全だ。そこで、全身にグレープフルーツ果汁を浴びてみたものの効果がない。手のひらに「おっぱい」と3回書いて呑み込んだり、パンクした「南極2号さちこ」を修理してみたが、それでもだめだ。サザエさんを観てもぜんぜん和まない。もうあとは滝に打たれてみるしかない。裸足で焚き火の上を歩いたりもしよう。何でもする。何でもするから、娘に会いたい。手をつないで歩きたい。それだけが、今も生きている理由だから。

2017/10/10

saga

本書を読んでいてとても著者に親近感を抱く。鼻毛、口臭など面と向かって言うのが憚られる問題に、身をよじり心臓を高鳴らせ勇気を振り絞って伝えるまでの様が手に取るように判る。電車内のマナー違反な若者に注意をし、車両から降りる直前に背中をどやされホームに倒れる様子は、読み手である自分も苦々しく思う。高校3年生の時の同級生に、時を隔てて告白する話は特に良かった!

2015/07/18

Kazuko Ohta

「前々からやってみたかったけどできなかったことをやってみた」。見知らぬ人に声をかけてみる。マナー違反に注意する。だいたいそんなとこ。思うに、「文句を言うことありきでひねりだした文句」はよろしくない。マナー違反を待ち構えて注意しても、良い結果は生まれません。『ヒマラヤ下着』のように、自分がやってみたかったことを勝手にやってみるほうが面白いんだなぁ。ちなみに、私の「やってみたいけどできずにいること」は、電車や劇場ロビーで本を読んでいる人に「何をお読みになってるんですか」と尋ねてみることです。隣は何を読む人ぞ。

2017/10/27

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