小学生に授業 (朝日文庫)
小学生に授業 (朝日文庫) / 感想・レビュー
つみかた
この本にはなぜ学ぶかと、どうやって教えるかが書かれている。人は一生かけて学ぶが、小学生の時の学びが最も重要だと感じた。
2016/12/11
みけのすずね
国際日本文化研究センターの先生方による小学生への授業。どれも興味がわいたが、とくに山折哲雄先生の「風」をテーマにした「宮沢賢治」、河合隼雄先生の身が入った「道徳」、芳賀徹先生と創る「俳句」、木村汎先生の淡々とした「交渉」が面白かった。チョウチョ好きな尾本恵市先生の「成功のひけつ」1.好奇心を持つ、2.一つのことに熱中する、3.やり続ける、が結構ツボだった。
2013/02/15
luckyair
一流の人は授業の進め方も面白い。俺たち相手に専門性の高い、あるいは未知の内容を教えるというのは実際にやってみるとかなりハードルが高いが、ここに登場する方は、子どもを引き込みながらやっているような様子がわかる。ビジネス書とは違い何か特別なことが書いている訳ではないが、ライブ感がありシンプルに子どもたち相手の話を組み立てる際の参考になる。★★★
2022/06/27
Haru
1996年に、京都にある国際日本文化研究センターの教授陣9名が、近隣の小学校の5年生、6年生を相手に、それぞれの得意分野の授業を行った記録です。梅原猛さん、山折哲雄さん、河合隼雄さんなど各分野の重鎮が、小学生相手に、本気かつ平易に授業をしようとされているのが、なかなかおもしろかったです。小学生のときに、私もこんな授業受けてみたかったです。
2017/07/01
ダージリン
一流の学者達が小学生に行った授業。小学生相手に気合いの入った授業が展開されている。河合隼雄さんに授業を頼みに行った校長先生も偉いし、それに応じた講師の方々も偉い。講師の方々の旺盛な好奇心、一途な探求心は、深い意味で学問に対する動機付けになったのではなかろうか。
2017/10/15
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