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旅の途中 ジャーナリストとしての私をつくった39人との出会い (朝日文庫)

旅の途中 ジャーナリストとしての私をつくった39人との出会い (朝日文庫)

旅の途中 ジャーナリストとしての私をつくった39人との出会い (朝日文庫)

作家
筑紫哲也
出版社
朝日新聞出版
発売日
2013-01-04
ISBN
9784022617484
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旅の途中 ジャーナリストとしての私をつくった39人との出会い (朝日文庫) / 感想・レビュー

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metaller

なんと幅広い人脈なのだろう。筑紫さんのお人柄がわかります。 どれもこれも印象深いエピソード盛りだくさんだが、特に頭に残っているのは、 豊平良顯氏の言葉。「一方に圧倒的な権力を持つ統治者がいて、他方に基本的な権利を奪われている被統治者がいる。その双方の言い分を平等に並べて伝えることのどこが公正なのか。圧倒的に弱い立場に新聞が立つことが、この不均衡を少しでも改めることに役立てば、それが公正というものではないか。」 折りしもこれを読み終えた日の週刊金曜日は筑紫哲也さんの特集。

2013/10/26

茶幸才斎

筆者の公私における親交の経験を通じて得た心象を綴った人物評伝であり、人と対話し人を知ることの面白さを如実に感じ取れる本。対象は、同業者、歴代首相、芸術家、作家、歌手、スポーツ選手、右翼の活動家等々。大半は既に鬼籍に入っている。「戦後」を生きた人々。行き先を見失った感のある今の日本に対し、一家言を持っていただろう人々。そして筆者もまた、近代化の陰で芸術や哲学等の精神文化を蔑ろにしたことが、今この国の苦境の原因と言い切る。いまや天下国家を叱咤できる、味のある顔と個性を持った骨太な日本人が、どんどんいなくなる。

2013/05/01

yukok

私、なんだかこれは一生の著書のひとつに、なりそうです。

2013/06/30

ジャーナリストとしての生き様を通じて出会った特に魅力的な人をご紹介していただける。個人ごとに項目に分かれているのだが、冒頭の筑紫さん自身に纏わる随筆文からそれぞれの人物のエピソードへ持っていく技術が巧妙である。色んな魅力的な人物について書かれていたけれど、私が一番惹かれたのは筑紫さんご自身だった。

2018/03/28

hashi

NEWS23時代にこの方を知っていろいろな物の見方を教わった気がします。この本は、著者の交友のある方のなかから1業種1人選んで書いている連載をまとめた本のようです。音楽家、演劇家、政治家などなどいろんな業種に知り合いがいる著者の幅の広さや人懐っこさを感じました。

2013/08/12

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