ああ知らなんだこんな世界史 (朝日文庫)
ああ知らなんだこんな世界史 (朝日文庫) / 感想・レビュー
ぽんちゃん
著者もあとがきで言ってるけど、世界史といっても中身はイスラム世界についてがほとんど。表面だけを記したような中身の薄い本ではない。著者が実際に行って、見て、肌で感じた歴史が記されているためとても面白かった。「実はね…」という感じで、著者から直接土産話を聞かされてるような気分になる。スペイン好きの私としては最後の章はかなりニヤリとしながら読んだ。
2015/11/13
みっちゃんondrums
筆者が訪れたイスラムの国々から見た世界史。難しくなくて、よい入門書になっている。筆者が、欧米よりイスラムの国々に肩入れしているのが見て取れる。私も同調。国とはなんだろうと、また考えさせられた。
2013/10/18
tnyak
訪問したイスラム諸国について、著者が記した各国の歴史。面白かった。高校の時、もっと世界史を勉強しとけはよかった。後悔先に立たず。
2024/04/07
oyai
思えば習った歴史といえば、日本史西欧史そして中国史かあ。中東やアフリカ、南アメリカ、近くの東南アジアなんかもうほとんど知らないわけで。宗教も仏教とキリスト教はやるけどイスラムなんかは殆どやらないんで。この辺のことが理解できないわけだわ。トルコがギリシャ遺跡ってのも盲点だしね。既出のもあるけど、角度を変えた世界史ってのも愉しいw
2014/05/10
まこ
よんだ後一言、「イスラム圏や中央アジアの歴史を学校であまり取り上げないのはもったいない」。イスラム教とキリスト教が混じっていたとか、下手なヨーロッパより文化が発展していた等、詳しく調べていくともっと面白くなりそう。遺跡や都市の紹介は基本、著者が行った上での体験談というのも興味がさらに湧いてくるポイント。
2013/07/22
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