考え方のコツ (朝日文庫)
考え方のコツ (朝日文庫) / 感想・レビュー
あすなろ
【学習】チョイと哲学的で抽象的だか、伝えたい内容はよく理解できる。要は、自分に相応しい時間術を生み出し自分で自分を管理し、仕事という水で自分というダムが決壊しないようにしなさい、ということ。そのために朝は1時間思考の時間を持ちなさい等から始まるアドバイスの多々。また自分に負の面を感じさせることも大事なエッセンス。そして、自分の集中とリラックスのバランスが少しずつ狂ってきたら、休日や長期休暇をバランス調整として有効活用しなさい、と。自分を持たなきゃね。
2016/07/25
KAZOO
最近松浦さんのエッセイを比較的読んでいるのですがこのようなハウツー本も書かれていたとは知りませんでした。読んでみると、ただ一般的な類似の本とは異なり肩の力が抜けていてこの分野の本にしては印象が残りました。どちらかというと人生論的な部分もあったりしてエッセイに近いような気がします。最初に読んだ松浦さんの本はちょっとという感じがしましたが何冊か読んできて吉田篤弘さんの本と同じようにとりこになりそうです。
2024/11/16
おいしゃん
うーむ、自分の意識が低いためか、共感できるところは少ない。あと、「終業1時間前は、散歩や本屋巡りなどで、心を整えて仕事終わりを迎えよう」など、自営や経営者でないと実現できないコツが多い。
2019/06/04
のぶのぶ
年度末の忙しいときに、毎朝、少しずつ読み、仕事へのヒントや質を高める思考術、生活習慣の大切さなど、その日を乗り越えるパワーを頂いた本。「叩きようがない叩き台を作る」、「コミュニケーションの基本は、いつも幸せな自分でいること」、「自分の感情をコントロールすること」、「お願いごとには、ギフト(相手のメリット)を忘れないこと」「想像力を高めるには、観察すること」、「大人の値段を払うべき」、「一人の時間を大切にする」など。時間管理術も参考になり、日、週、月、季節ごとのto doリストは作って持ち歩いてみたい。
2018/03/18
KAKAPO
「仕事とは、たくさんこなしたり、スピードアップさせたり、追いかけたりするものではなく、日々、質を高く、楽しく、無理せず続けられる自分なりのフォームをつくる…自分が自分らしく仕事をするための働き方を、それぞれが工夫し、発見し、環境においての調和を図りながら、磨いていくことが大切である…」世間一般的な理想を追いかけていると、自分の理想とはかけ離れた方向に全速力で走っているような気がします。それは、自分の理想からむしろ遠ざかる行為なのかもしれません。スピードも量も大切なのかもしれませんが、質が一番大切ですよね。
2017/01/21
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