俵万智のハイテク日記 (朝日文芸文庫 た 24-1)
俵万智のハイテク日記 (朝日文芸文庫 た 24-1) / 感想・レビュー
ヴェネツィア
本書の出版が1995年。俵万智さんがパソコンに挑戦していたのは、それよりも以前なので機種も随分古く、今からすれば当時の機器はそんな段階だったのかとパソコンの進歩にも昔日の感を持つ。「ファックスや留守番電話だってちゃんと使いこなし」、TV番組の録画も2/3は成功するほどに「メカには滅法強い」万智さんの奮闘ぶりが微笑ましい。そんな彼女も今では原稿はすべてパソコンで書いているのだろう。彼女も述べているが、使い始めるとその便利さにもはや後には戻れないのだから。
2021/10/29
toshi
個人的に顔が大好きな(笑)俵万智が当時のハイテクのパソコンおよびワープロに挑戦した時の日記風エッセイ。 エンジニアとしてパソコンは設計したことも有る私からすれば、素人さんはこんな風に思っているのか・・・と新鮮な発見ばかり。 当時、一般の人がパソコンを使うことは殆どなかったと思うけど(私も仕事で使わなければ触ってなかったと思う)、環境に恵まれた面はあるものの果敢にも挑戦したのはたいしたもんだと感じました。
2019/04/24
凪織
短歌集を読む前にエッセイを読んでしまった。俵さんの文章には温かみがあって、どこか無機質な印象を抱きそうなパソコンやワープロに親しみを感じる。コラムが連載された年が私の生まれる前。今のパソコンとの差をひしひしと感じた。随分便利になったのだなぁ。でも、慣れない機械相手に四苦八苦したり、ゲームにハマっちゃったりするところは変わらない。時折はさまれる短歌が素敵。
2014/11/28
双海(ふたみ)
機械がめっぽう苦手な万智さん。パソコンってよくわからないよね〜共感しました。
2013/01/08
肘樹
くそおもろい
2011/07/06
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