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大野晋の日本語相談 (朝日文庫 お 32-1)

大野晋の日本語相談 (朝日文庫 お 32-1)

大野晋の日本語相談 (朝日文庫 お 32-1)

作家
大野晋
出版社
朝日新聞出版
発売日
1995-10-01
ISBN
9784022640857
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大野晋の日本語相談 (朝日文庫 お 32-1) / 感想・レビュー

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ポテンヒット

日本語に関する読者からの疑問を著者が解説。印象に残ったのは、くしゃみの後にクソ!というのに由来があった事。また、「凄い雨降り」の凄いという言葉が「凄い面白い」など使い方が変わってきた事については「程度の大きさをいうのに、日本人は聞き慣れて平凡と感じると、それを捨てて強烈な刺激の強い言葉を使いたがり、次々と言葉を変えてきた」との事。これを知ると「鬼かわいい」という表現も頷ける。質問者の一人に〈東京都・野坂昭如〉とある。愛妻に外で会った時にこんにちはと言ったら人に笑われ、何と言うべきだったかという問いでした。

2024/08/27

Masa

日本語のこれらの不思議さに鈍感になっているな、と気付かされました。次々と登場する新語や、何でもカタカナ語にしてしまう現状にも批判する気持ちが薄れてしまったような気がします。短歌を学んでいますが、助詞一文字で微妙な感情を伝えることができる日本語でこそ、三十一文字文学が成り立つのですね。大岡信さんの相談も読んでみます。

2022/05/21

Hachi_bee

井上さん、大岡さん、丸谷さんの本も一緒に読みたかったです。疑問に思っていたことがよくわかりました。が、138ページ関連で……「3階」「3回」はなんと発音するのか??

2010/06/06

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