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あと千回の晩飯 (朝日文庫 や 2-4)

あと千回の晩飯 (朝日文庫 や 2-4)

あと千回の晩飯 (朝日文庫 や 2-4)

作家
山田風太郎
出版社
朝日新聞出版
発売日
2000-05-01
ISBN
9784022642288
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あと千回の晩飯 (朝日文庫 や 2-4) / 感想・レビュー

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shizuka

この本から山田風太郎に嵌ったんだなあ。風太郎氏、老齢になりそろそろ死ぬだろうってことで自ら「晩飯、あと1000回くらいかな」と考える。そこからこのエッセイがはじまるんだけれど。何せ昔に読んだので詳細を覚えていない。でもとにかくドライで、ニヒルで、シニカルでとてもさっぱりしていて面白かったのは記憶に残っている。死を思うことは生に通ずるもんね。どうやって生きて行くかを考えるのは大切。年が若ければ若いほど物理的には「死」から遠い場所にはいるんだけれど、でも常に「葉隠」的思考は持っていたい。実家に戻ったら再読だ!

2016/11/17

出世八五郎

エッセイ=随筆。表題作品は朝日新聞に連載。定年退職者などにおすすめ。残りは問題小説、一冊の本、THIS IS 読売、小説現代、産経新聞朝刊に掲載されたもの。歴史好きとしては“日本人を疑う日本人”や“ふんどし二千六百年”などが興味深い。日本は世界屈指の豪雪地帯であるのに二千年間スキーのようなものを発明せずに“かんじき”を履き続けた。これをもって日本人には発明の才能はない。しかし、今後、AI、IT、ビッグデータで日本は躍進するだろうとは別著者の言。

2020/06/01

Yapuppy

"お爺ちゃんの思考回路"は人それぞれで面白く、女性に比べると染色体が約1個足りないのでバラツキが大きいいのかしらと思う。奇想天外というのはいろいろあるが筒井さんと山田風太郎さんの奇想天外は大好きだ。

2015/06/17

Gen Kato

再読。四半世紀近く前に書かれたエッセイだけど、風太郎先生、「日本人はいかに平時でも何かといえば、隠蔽と空とぼけの雲の中にたてこもる慣習がある」と喝破しておられ、慄然。

2018/10/28

たなかか

すごい発想力

2006/12/24

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