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歴史上の本人 (朝日文庫 み 7-3)

歴史上の本人 (朝日文庫 み 7-3)

歴史上の本人 (朝日文庫 み 7-3)

作家
南伸坊
出版社
朝日新聞出版
発売日
2000-10-01
ISBN
9784022642318
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歴史上の本人 (朝日文庫 み 7-3) / 感想・レビュー

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yumiha

『中野のお父さんと五つの謎』(北村薫)で取り上げられた本書。「スカートをはいたクマのぬいぐるみをかぶったら」なんと!聖徳太子になってしまった!って、気になる、気になる、どんなんか見たい!早速図書館で借りて、P111の写真を見た。なるほど見えないことはない‥ちゅうか、そこで「他人とは思えない」→「自分である」と思えるなんて、ものすごい飛躍、常人ではない。そんな伸坊さんが、歴史上の本人になりきるためのコスプレ‥ではなく、そのものとして思ったり考えたりして歴史上の謎を解くのが本書。ちなみに表紙は織田信長でっせ。

2024/05/24

東森久利斗

偉人といえども人間、なりきり本人ぶりが痛快、愉快、伸坊秘伝の本人術。ご当地妖怪から戦国武将まで、変人ぎりぎり、異人な偉人、バラエティー豊かなラインナップ。仙台四郎、徐福は、本書が初知見。図工の作品テイストな手作りコスプレ衣装が最高。坂本龍馬、土方歳三になりきって、祇園の街を肩で風を切って歩いてみたくなる。”眠り猫/左甚五郎”が、ベストメークアップ。コスプレ写真だけでも見る価値、笑う価値あり。夫婦二人三脚な関係が微笑ましい。

2024/01/04

May

一応読み切ってしまう程度のくだらなさ具合で面白かった……かなぁ?最後の方は飽きた。

2010/07/03

いちはじめ

顔真似というかコスプレというか、歴史上の人物に扮してその人になりきって「自分」を振り返るという馬鹿馬鹿しくも面白い手法が素晴らしい。これはこれで、ちゃんと立派な人物評になっていると思う。

2000/10/13

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