あなたと読む恋の歌百首 (朝日文庫 た 24-2)
あなたと読む恋の歌百首 (朝日文庫 た 24-2) / 感想・レビュー
しなもん
俵万智さんが百首の恋の歌を紹介。 特に好きなのは、 *観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生 栗木京子*かの時に言いそびれたる/大切の言葉は今も/胸に残れど 石川啄木 *いちにちを降りゐし雨の夜に入りても止まずやみがたく人思ふなり 藤井常世
2014/09/21
てくてく
恋を詠んだ歌の紹介としてだけではなく、著者のコメントが面白い。これはもう10年以上前に出た本だけれども、同じような企画本はないのだろうか。
2015/11/16
saki
2007年夏頃?読了
2007/01/01
ぱぽ
ほとんど短歌を読んだことがない人に、短歌の本でおすすめはありますか、と問われれば先ずこの本を挙げる。 もともと新聞連載だったこともあり、とてもわかりやすい。それでいて単なる解釈ではない、著者独特のコメントがおもしろい。 歌を通して人の心のさまざまな有り様を見ることができる。どんな恋をするにせよ、また恋のどの段階にあるにせよ、勇気づけ、癒し、懐かしむことの助けとなるような歌にあふれている。 ことあるごとに開きたくなる本とはまさにこのような本を言う。
ゆ。
○
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