人に言えない習慣、罪深い愉しみ: 読書中毒者の懺悔 (朝日文庫 た 26-3)
人に言えない習慣、罪深い愉しみ: 読書中毒者の懺悔 (朝日文庫 た 26-3) / 感想・レビュー
佐島楓
作者への敬意と本を読むことに対する深い歓びを感じられる書評。ジャンルの幅広さもさることながら、一冊一冊、一文一文が真剣勝負である。
2018/05/06
メタボン
☆☆☆★ 高橋源一郎は多読家であり、しかも呆れるほどそのジャンルも多彩。そんな高橋源一郎の書評なので、当然読みたくなる本も増えてしまう。
2023/11/20
田氏
誰かが本を読んで書いた書評を読んだ感想を書く、というのはなんだかまどろっこしい。だいいち、せっかくプロの書き手が、書物を咀嚼してエッセイだか私小説だか哲学だかとこねくり混ぜて作ってくれた書評を、物書きでもない私がまた咀嚼して「感想」なんぞに異化させてしまったら、まるで料理を排泄物にするさまを御覧じろというようなものではないか。なので報告のみ。ただでさえ消化しきれない読みたい本リストがまた増えた。だから書評は読んじゃいけないよ、と言った過去の自分が「いわんこっちゃない」と呆れている。いいじゃねえか増えても。
2020/02/29
阿部義彦
ブックオフにて入手。書評集。赤瀬川源平や都築響一の写真集まで取り上げてるのがモロわたしごのみのセンスです。著者の文学を信じているスタンスに共感をおぼえました。自分の本まで分け隔てなく生板の上に乗せております。また読みたい本が増えました!
2016/09/10
Bartleby
「「良い読者」とは、(作者の)主人にも奴隷にもならない読者のことだ」
2014/01/21
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