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橋本治という行き方 WHAT A WAY TO GO! (朝日文庫 は 27-1)

橋本治という行き方 WHAT A WAY TO GO! (朝日文庫 は 27-1)

橋本治という行き方 WHAT A WAY TO GO! (朝日文庫 は 27-1)

作家
橋本治
出版社
朝日新聞社
発売日
2007-09-07
ISBN
9784022644084
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橋本治という行き方 WHAT A WAY TO GO! (朝日文庫 は 27-1) / 感想・レビュー

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rakim

正直、「なんかゴチャゴチャとわかりきったことを面倒くさく・・・」と思うのですが、「言われればそうなのよね」っていうことも多々。橋本さんの他の著書を読んだ時も同じような感想を度々持ったのを思い出します。『本を読むことがもっぱら「楽しみ」である人達は、読むことが苦にならないものばかり読む』って私のこと?とフン!とも思いましたが(ちょっと反省)。生き方ではない行き方。

2017/06/19

小鈴

これは是非読んでほしい。「この厄介な『自分』」から始まり、「この『自分の生まれた国』の文化」で終わるこの本は、橋本治が語る私と社会の関係、つまり橋本社会学を堪能できる。勿論、社会学の本ではありませんよ(笑)。平易な言葉で語っているが、突き抜けている。 素晴らしい。

2010/07/25

なおう

橋本治の語り口を楽しむ。気がついたら読み終えている。

2010/05/04

うえ

「ダイジェスト型マスターは「万巻の書を読まなければならない教養主義に対するアンチだ」と誤解されている。教養というものは、別に万巻の書を読まなければ身につかないものではない。必要なのは所詮「何冊かの本」だ。何冊かの本の一冊一冊を納得のいくまで読み込まなければ教養を教養たらしめる構造を理解できない。その根本がなかったら、本を何万冊読んでも同じだ…万巻の書という発想は…範囲を決める一般教養の発想…「本を読むのはしんどいな」と思う人間にはその範囲が万巻の書のように膨大かつ巨大なものに見えるだけである」しかし…

2015/07/23

ドント

橋本治初体験。ふにゃらふにゃらとぐるぐるゆっくり回り道するような文章のくせして、あれっと気づいた時にはちょっと高い山に到達しているような内容である。20ページに1回は頭を軽くどつかれるようなショックをうけるし、ウワーッと叫びたくなるようなすごい部分も何ヶ所か。この人の底を流れるのは、「自分って何者なんだろうとか言う前に自分ってすでに存在してんじゃん?」というシンプルで強い意識で、軽薄で志の高い文章もそうだけど、こういうあっけらかんとした意識ってすごく現代に不足してるのではないかなと思う。

2012/12/26

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