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相棒season3下 (朝日文庫 い 68-6)

相棒season3下 (朝日文庫 い 68-6)

相棒season3下 (朝日文庫 い 68-6)

作家
輿水泰弘
碇卯人
出版社
朝日新聞出版
発売日
2008-12-05
ISBN
9784022644671
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相棒season3下 (朝日文庫 い 68-6) / 感想・レビュー

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KAZOO

このシリーズも結構単しく読ませてもらっています。テレビは見ないのでわかりませんが水谷さんの杉下右京というキャラクターが結構光っています。その相棒の寺脇も明るくていいですね。短編であるということで結末はある意味予測できますが、その経緯が読むポイントになります。刑事コロンボを思い出します。今回は「異形の寺」がいちおしでした。

2021/05/21

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

ご存知の通りドラマのノベライズ。シリーズの中でも名作と言われる時効の陰に隠れた被害者遺族を描いた「ありふれた殺人」など。もう読んでいて脳内再生は水谷豊さんしかありませんね。(笑)★★★+

二分五厘

時効後に罪を告白するも、悔恨の情を見せなかった挙げ句殺された犯人『ありふれた殺人』それでも元犯人の正体を明かせない警察と、被害者遺族の癒えない悲しみが言い知れない余韻を残す。やはり被害者遺族の悲痛な叫びと身勝手な犯人だけどラストが心地好い『予告殺人』。警察組織の中で潰される個人の感情『警官殺し』大河内監察官の言葉がしみる「特命係はまるで奇跡です」。右京さんが古畑ばりに容疑者を追い詰めていく『殺しのピアノ』。あの阿部貴三郎や若杉栄一も再登場しているけど、やはり白眉は浅倉禄郎『大統領の陰謀』まだまだ乞再登場。

2016/04/16

再び読書

読みながらドラマを思い出すのですが、実は本以上にドラマは表現が細かい場合も多い。良くできた本はドラマ以上に内容を理解出来るのだが、ノベライズのこれが限界なのかとも思う。調律をテーマした話や、時効を迎えた被害者家族の悲しみを重く感じる話や、テーマや掘り下げ方に感心させられる内容だった。

2012/08/03

流之助

「薔薇と口紅」、「殺しのピアノ」がお気に入り。右京さんはピアノまで弾けちゃう!素敵すぎますね。じわじわと犯人を追い込んでいく冷徹なところも、趣味に関しては前のめりなところも、とても魅力的。小説ではやや物足りなさを感じますが、右京さんと薫ちゃんがしっかり脳内再生されるのでよしとします。相棒として円熟味をましてゆく好対照なふたり。イイネー。

2015/06/06

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