聖拳伝説 2 叛徒襲来 (朝日文庫 こ 25-5)
聖拳伝説 2 叛徒襲来 (朝日文庫 こ 25-5) / 感想・レビュー
タルシル📖ヨムノスキー
都内の電話ケーブル爆破事件と国鉄の情報ケーブル切断事件。二つのテロ事件により東京は大混乱。そこに畳み掛けるように起こる首都圏直下型地震。まず2011年の東日本大震災後の首都圏の混乱を予言したようなシーンの連続に唖然。物語は日本を裏で操っていた服部一族が滅びたことにより、第二の服部になろうと画策する真津田一族と荒服部の王・片瀬の対決が描かれるが、闘神伝説に比べると純粋な格闘小説というよりは政治小説の色合いが強い印象。松永と荒真津田の孫・松田春菜の今後が気になるところ。全体としてアナログな雰囲気がなんか好き。
2022/08/07
klu
結構読み応えがありました。
2020/05/30
ミム
前作に続いて読みました。今野さんの他のシリーズでも山の民が出てきたような気がします。それにしてもこのシリーズは読者が少ないですね、なぜでしょうか。 「国鉄」とか「自動車電話」とか、昔懐かしい言葉が出てきて時代を感じさせます。
2020/01/27
田中峰和
前作に続き、松永と片瀬がタッグを組む。インドを再訪していた片瀬は静香とともに帰国。新たな敵と対峙する。服部の次は真津田。ゾロアスター教のアフラ・マツダの子孫が日本に定住し、漂泊の民となったものらしい。前作で登場した泰氏の服部同様、日本を陰で操る。またも陰謀論。真津田の子孫たちは電話回線を破壊、地震の到来を機に政府転覆をはかる。荒服部の王、片瀬対真津田の戦いが始まる。金にしか執着しなかった松永は、心を入れ替え、片瀬とともに正義のために戦う。荒唐無稽だが、展開が速く飽きさせない。次は3部の完結編。
2023/08/09
りょうけん
<存>術後三日目。まだ眼帯をしている。違和感はかなりあり。 しかし物語はすこぶる面白い。一気に読み終え続編第三巻へ隻眼読書は続く。
2021/06/17
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