かーかん、はあい 子どもと本と私 (朝日文庫)
かーかん、はあい 子どもと本と私 (朝日文庫) / 感想・レビュー
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俵万智さんと息子さんの絵本の軌跡を追った一冊といってもいいのかもしれない。単に大人が子どものために選んだ本を紹介しているだけではなく、息子さんがお気に入りの絵本やネットで迷いながら選んだ図鑑、いとこが息子にプレゼントした絵本など、さまざまな本が紹介されています。そして、万智さんならではなのが、エッセイの中に短歌が添えられていることです。息子さんとの日常のささいなことを歌にしているのですが、気分が和む短歌が多いですね。気になった絵本は『きんぎょがにげた』『りゅうのめのなみだ』『かんがえるカエルくん』かなぁ。
2014/05/12
黄色と橙
読友さんからのお勧め。絵本を通じて、子どもの発見を親が推理する楽しみを教えてくれた本でした。絵本選びの参考にするだけじゃあもったいない。
2014/01/22
夏野菜
「子供よりシンジケートをつくろうよ 壁に向かって手をあげなさい」。私の好きな短歌にこんなのがある。この短歌が大好きだと弟に話したら心底不安げな顔をされた。私は結婚して2年。子供もいない。結婚した今でも子供を持つことに対する恐怖感は拭えていない。子供を持つことは可能性を失うこと、そんな風に考えている自分がいる。本書は俵万智の育児とその傍らにあった絵本の記録。子育ての中でも成長し、本にまとめてしまう万智さんはすごい。もしかしたら子育ては新たなる可能性なのかなと錯覚しそうになる。
2013/11/17
てくてく
2歳から小学校入学あたりまでの、子どもと俵さんの本に関するエッセイ集。俵さんが選んだ本、誰かにいただいた本、子どもが欲しがった本、その本と実体験のつながりなどが書かれていて、本のすごさを再認識した。翻って自分のことになると、既にタブレットを使いこなす幼児がいる様に、本や活字については残念な状況にあるので、どうにかしなければ。
2016/07/08
Miho☆
息子と読書を楽しむための参考にと思い、購入。紹介されている本も気になりますが、自分の子供に合った本を良いタイミングで読ませてあげられたら良いなぁと思いました(^^)“かみさまのおくりもの”のエピソードが素敵すぎでした。
2015/06/27
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