中島らもの置き土産 明るい悩み相談室 (朝日文庫)
中島らもの置き土産 明るい悩み相談室 (朝日文庫) / 感想・レビュー
ネギっ子gen
【困ったら、ジャイアント馬場!】「人生相談」が子どもの時から大好物。そのわたしの一推しが、「明るい悩み相談」です。朝日文庫版に掲載された453本の中から、長女がセレクションした、お宝本! イラストは、能町みね子。<「こんな面白い質問ばかり、らもさん本人が作っているんじゃないの?」という質問を何度も受けたそうで、実際に会う人にはその場でカバンの中から読者の投稿が入ったファイルを取り出してみせていたのだという>と。反則はしていなかったと。当時、同じような疑問を抱いていたわたしをお許しください m(__)m ⇒
2023/09/09
黒猫
中島らもさんが朝日新聞に「明るい悩み相談室」として1984年から1995年まで連載したコーナーの抜粋版だが、入門としてはとても面白いです。今では、インターネットでどんな問題もすぐに質問、解決が出来る中でこういった相談は新聞や書籍でもめっきり減ったように思います。中島らもさんの、笑いと真剣さと相談者との絶妙な距離感が、ただの相談を一冊の読み物としてしまった。スゴいです。今日、中島らもさんの相談室が新聞にあったらどんな回答をするのかな。と天国のらもさんに思いがつのります。早く集英社の本編も読まねば!
2018/01/16
katoyann
朝日新聞に連載されたコラム、「明るいお悩み相談室」の中から入手困難で既刊の本には収録されなかったコラムを選りすぐり、再編集した本。挿絵は今を輝く能町みね子担当。誰彼構わず「なんぼや」と聞き回り、みんなから嫌われる父や会話の終わりに必ず「社長」とつける女性など個性豊かな相談が続々と。最も多い悩みは放屁だそうで、ガスの警報器の前に立つ猛者も。今から読むと大変な家庭環境の方もいたんだろうなと思いながら、間の抜けた、当意即妙のやり取りに笑いがこぼれる。偉大な仕事でした。
2022/06/06
てふてふこ
私の「笑える本が好き」の根本はらもさん。エッセイが巧い稀有なお人。このシリーズは特に好き。置き土産の今作は、困った時の馬場さん押しが笑えた。チョイスしたものでなくて、新聞に載った全てを読みたい!!らもさ~ん。。
2013/11/08
あび
世の中には色んな変わった人間がいるのだなと感じられる一冊。
2017/10/12
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