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豆大福と珈琲 (朝日文庫)

豆大福と珈琲 (朝日文庫)

豆大福と珈琲 (朝日文庫)

作家
片岡義男
出版社
朝日新聞出版
発売日
2019-04-05
ISBN
9784022649218
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豆大福と珈琲 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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佐島楓

いつも珈琲が隣にある連作短編集。「コーヒー」でも「コーフィ」でもなく「珈琲」なのが良い。地に足が付いた、大人に向けた作品。

2019/04/10

むつこ

何を勘違いしたのかエッセイ集と思って購入し、連作短編小説集なのに著者がホントは主人公なのではと「違うのに!」何度も何度も己のバカさ加減にあきれながら読了。初読した「メインテーマ」で感じたあり得そうでなかなかいないスカした登場人物たちの爽やかさが健在(そこが合わなかったのだろうな)、コーヒーとの表現ではなく珈琲としたところで気がつかないとな。(でも、和菓子とコーヒーは合うと思います)

2019/09/03

pirokichi

昼食後出かけた本屋で美味しそうなタイトルと珈琲の香りがしそうなカバーに惹かれて。コーヒーでなく(ここが大切?)、珈琲をめぐる5つの短編とエッセイ1編。冒頭で「豆大福とは何か」を説明する表題作が最もよかった。ペペロンチーノとトマトのスープの夕食の後、豆大福を菓子皿に置き、ナイフで切ってはデザート・フォークで食べる男。都会的なようなおしゃれなような滑稽なような…全編にそんな雰囲気が漂っている。そうそう『この珈琲は小説になるか』の胡瓜のサンドイッチ、美味しそうだった。

2022/09/18

ココロココ

コーヒーではない珈琲が出てくる5つの短編集プラス1編のエッセイ。片岡義男の作品は初めて読んだように思う。物語が淡々と進むので、少し読みにくく感じた。小説よりもエッセイの方が面白いのではないか。餅とあんこが苦手な為、豆大福や鯛焼きには魅かれなかったが、胡瓜のサンドイッチは無性に食べたくなった。エッセイは、いくつか読んでみたい。

2019/04/10

Kiro

3年ほど前に購入して、いったん本棚に置いて置いた本。最近になって、ひょっと思い出して手に取り、今日読了。珈琲を飲んでる時の時間って、この本を3年かけて読み終える位に、ゆとりのあるものだよなぁ、そうあって欲しいと思う。肝心のお話の中身も、そんな気持ちにぴったりの、珈琲を飲んでるような、ゆったりした短編集でした♩今日すでに珈琲を三杯飲んだ。今からもう一杯淹れようか悩む所。今から飲んだら寝れなくなるかな。。

2021/05/02

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