吸血鬼ハンター(37) D-闇の魔女歌 (朝日文庫)
吸血鬼ハンター(37) D-闇の魔女歌 (朝日文庫) / 感想・レビュー
おかむー
吸血鬼ハンターシリーズ37作目は質の低下が激しかったここ数作からすれば「よい」と「マシ」の間ぐらいか。『もうすこしです』。恋人の仇・ローランヌ男爵を追う武器職人の女・ケルトと同行するDは同時に、触れただけで人を“貴族もどき”に変えるエレノアとその夫ボリスのウィチャリー夫妻を追う。正直いえば、タイトルである“魔女歌”や序盤での“移動地所”などが後半ほぼ忘れられていたり、マシになったとはいえ脇役の扱いや描写のわかりづらさはやはり雑である。今作の救いは憎めない個性のローランヌ男爵、その存在に尽きる。
2020/07/26
しゃお
今回は戦闘シーンもイメージしやすかったですね。Dと左手、左手とケルトとのやり取りもテンポ良くて可笑しかったです。何より今回はDの登場、活躍場面が多いのが嬉しい。ウィルクやチャドス、ブルギッテに関してはもう少し肉付けが欲しいところでしたが、全体的にダレる場面もなく、明かされきれなないエレノアの謎やラストの窓の向こうの存在など、読者の想像に委ねる部分も良かった。それにしてもケルトにとって風の音は熄んだのでしょうか。そしてDが薔薇の道を歩いた後の描写についてはどういう事?これまでそういった描写ってありました?
2020/07/23
中島直人
読了。以上。
2020/07/17
りんふぁ
今回も美しゅうございました。
2023/03/31
ヘンモコ
哀しいです…哀しいなぁ〜 次の旅へ…
2021/07/17
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