激流 渋沢栄一の若き日 (朝日文庫)
激流 渋沢栄一の若き日 (朝日文庫) / 感想・レビュー
鉄之助
NHK大河『青天を衝け』の第1回放送、渋沢と徳川慶喜との出会いのシーンは、この本からとったのではないか? と思わせるほどの名場面。さすが、大佛の筆は冴えていた。渋沢の若き日に焦点を当て、彼の迷い、熱情、機転の良さ、が読んでいて爽快だった。「独立自由の人」とは、仕事に自ら意欲を持つ人、だという。それは、「百姓の家に生まれたからこそできる」と胸を張る。”主人”はもういらない、と官からの誘いを断って、自ら歩く道を選んだ渋沢栄一の生き方がまぶしかった。
2021/03/02
ゆうゆう
幕末から明治初期の渋沢栄一。渋沢栄一、人生一日秒単位で濃い人だっから、どこかに焦点絞る本に仕上がるとしたら、幕末のもっと、民部公子、徳川昭武のフランス留学随行にフォーカスしてもよかった気がする(個人的に)。大河見たかったかも。
2022/02/21
なおしょうたつ
渋沢栄一のパリから帰って来て静岡に行くぐらいまでの本。城山三郎、津本陽、童門冬二、鹿島茂、そして大佛次郎。どれも面白い。
2021/09/20
くまお
★★★★☆
2022/01/19
感想・レビューをもっと見る