辰巳八景 (朝日文庫)
辰巳八景 (朝日文庫) / 感想・レビュー
ともくん
江戸深川を舞台にした、山本一力お得意の人情物短編集。 温かい人々の集まる、深川は感じられたが、物語にのめり込んでいけなかった。
2022/01/07
pon0810maria
長唄「巽八景」にちなんだ短編8編。辰巳=深川のことらしく、深川の職人、町人の物語。時代は江戸時代、元禄~天保と、読み進めると同時に時代も下る。全部よかったけど、「洲崎の秋月」と「石場の暮雪」が好きです。
2021/12/31
いちげん
前に戻りすぎ
2022/10/04
Naoko Fukumi Fujita
一番好きな作家の文庫本、縄田一男解説によると2003年9月号~翌年12月号「小説新潮」連載、2005年4月新潮社より刊行、2007年10月新潮文庫、この度2021年4月朝日文庫より発行。長唄「巽八景」の「大江戸と ならぬ昔の武蔵野の 尾花や招きよせたりし 恋と情の深川や 縁しもながき永代の 帰帆はいきな送り船」より、永代橋帰帆(赤穂浪士)・永代寺晩鐘(僧とのかなわぬ恋)・仲町の夜雨(養子縁組)・佃町の晴嵐(悲劇)・洲崎の秋月(芸者の一生)・やぐら下の夕照(文通その1)・石場の暮雪(縄田さん夫妻なれそめ?)
2021/06/02
あきのぶ
まねき通り十二景みたいな短編連作かと思ったら、独立した短編だった。
2021/04/30
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