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その先の道に消える (朝日文庫)

その先の道に消える (朝日文庫)

その先の道に消える (朝日文庫)

作家
中村文則
出版社
朝日新聞出版
発売日
2021-08-06
ISBN
9784022650023
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その先の道に消える (朝日文庫) / 感想・レビュー

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Junichi Yamaguchi

『恐らく、この世界に神はいない』… 麻縄と麻薬。 中村さんの描く虚無の世界。 ざわつく読書。 幸福と破滅には分かりやすい境界線があるはずなのに時として簡単に跨いでしまう。 戻ることは出来ないのにね。 変わらずに難解な中村文学。 それに触れたいと思うことは、もう麻縄に縛られていることと同義か。。

2021/09/06

ピロ麻呂

電車では読めない💦…純文学の官能ミステリー✨縄フェチ?縛る、縛られる…で快感を得る気持ちは分からないけど、とにかくその描写がエロい💦まぁ、中村文則作品は性描写、宗教、天皇制などのタブーに踏み込むものが多いからなぁ。

2021/08/20

とみかず

そんなに、厚くはない一冊に、性、死、精神、暴力、、、いろいろなテーマがてんこ盛り。息苦しく、読み止まりそうになりながら、最後まで読み切れてしまう。不思議。あとがきで、著者の描いたイメージを少し理解できた気がする。。。読む度に、印象と感想が変化しそうな一冊でした。

2023/04/22

しーふぉ

第一部はとても面白く読んだが、第二部は自分の頭では理解が追いつかず。SMの記述も興味が持てず。表紙は絵だと思っていたら緊縛師の作品の写真らしい。これはアートかもしれない。

2024/10/13

to boy

久しぶりの中村さん。文章、言い回しは著者らしく自省や内省が多用されていて独特の感覚。でも、内容は性に振り回される人たちであったり神道やら天皇制だったりで話が大きくなり過ぎて受け止められない。初期の作品のほうが私は好きです。

2021/11/11

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